スポンサードリンク
ボードレールを愛する、文学少年・春日高男(かすが・たかお)。ある日、彼は、放課後の教室に落ちていた大好きな佐伯奈々子(さえき・ななこ)の体操着を、思わず盗ってしまう。それを、嫌われ者の少女・仲村佐和(なかむら・さわ)に見られていたことが発覚!!バラされたくない春日に、彼女が求めた“契約”とは……!?話題沸騰!!奇才・押見修造が描く背徳的純愛ストーリー! アマゾンより引用
惡の華 第1巻
表紙を見ればわかる通り、女子高生がクソムシがと話しているカットが書かれているので、多分、この女子高生が相当問題児的な扱いの内容ではないかとは思うんですが、真っ白な背景にモノクロの女子高生のイラストが妙に印象的ですね。
教室のシーンから始まり、どう見てもさえない男子生徒である、春日高男が52点のテストを教師から受け取るシーンから始まり、同級生の男子生徒に読んでいる本を確認されると、どうやら悪の華という小説を読んでいるようです。
そうしていると、佐伯さんという女子生徒が担任から呼ばれて、98点のテストを受け取っているのですが、どうやら春日高男はこの佐伯さんのことが好きなようで、目があっただけでドキドキしてしまうタイプのようです。
スポンサードリンク
次に呼ばれたのが、仲村と言う女子高生で、表紙でクソムシがと喋っているその人そのままなんですけど、なんと、点数が0点であり、担任から空欄の件について問い合わされると、ウッセー、クソムシがと真顔で返答している姿が描かれています。
教師が殴ろうとした瞬間、凄まじい勢いで睨みつけたこの仲村さんの迫力に押された教師はその場でビビってしまい、何事もなかったかのようにその場が終わります。
その後に同級生と帰宅していた、春日高男君なんですけど、忘れ物をしていたのを思い出し、一人教室に帰ると、後ろのロッカーで、あの佐伯さんの体操着が入っている袋が落ちていることに気がつき、ブルマーと上着を取り出し、そのまま自分の上着に隠しこみ、その場を逃走してしまいます。
しかし、好きな女の子のブルマーと体操着を盗むのはいいんですが、そんなことをしたら翌日教室で大問題になることに気がつかないのか、春日高男君・・。
翌日、体操着がなくなった佐伯さんが泣きながら担任と教室に入ってきて、体操着がなくなったことをクラスの全員に告げることになり、春日高男君は凄まじい罪悪感のまま自転車で帰宅していたところ、あの仲村さんとバッタリ出会います。
そこで、仲村さんがいきなり春日高男の自転車の後ろに座り、あの山の向こうまで連れて行けと言い、実は佐伯さんの体操着を春日高男が盗む現場を見ていたことを告げることになり、春日高男は顔面蒼白になるのでした。
スポンサードリンク