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優れた観察眼と実行力を備えた少女・奏(かなで)。絢爛たるバレエの世界に魅了された少女は、踊ることの楽しさに目覚め、やがては、世界のグランドセーヌ<大舞台>へと駆けあがっていく。第1巻は、幼少の奏がクラシックバレエに興味を持ち、バレエ教室に通うところから始まり、小学校高学年で、「ドン・キホーテ」第二幕第二場「夢の場」にてキューピッド役をソロで演じるまでを描きます。 アマゾンより引用
絢爛たるグランドセーヌ 第1巻
表紙にはクラシックバレエをしている女性が描かれていますので、普通にクレシックバレエの漫画になるのでしょうけど、一度読んでみないと分からないので、早速、中身を見ていくことにしましょう。
冒頭から、滝本伸子バレエ団の第七回公園が始まり、それをお母さんといっしょに見に来ていた少女、奏は友人の梨沙ちゃんがステージでバレエを踊っているのを見て、あれは妖精さんだと深く感激をしてしまいます。
ただ、この梨沙ちゃんはかなり年上の女の子らしく、お母さんと一緒にバレエを見に来ていた奏は、楽屋でお祝いの言葉をかける時でも梨沙ちゃんの姿を見ながら終始ポーッとしてしまい、その後、自宅に戻ってからは習いたい、私もバレエをやりたい、梨沙ちゃんみたいに踊りたいと父親にお願いをすることになります。
ここで、梨沙ちゃんがマンションのお隣さんであることがわかり、その梨沙ちゃんのバレエ公演にお母さんが連れて行っていたのですが、お母さんが飽きてやめたいっていわない?と聞くと、奏は絶対に言わないといい、父親にお願いを何度も繰り返します。
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それを見た父親は、この子が初めて自分から何かをしたいといったのだから、やらせてやろうと決断を下すと、大喜びの奏は父親に抱きつき、大好きだと笑顔で御礼をするのでした。
その後、バレエ教室に通う奏の姿があり、レッスンをしているのですが、大変不満があるような顔をしながら練習をしていて、先生からは注意をされてしまい、梨沙ちゃんが踊っていたバレエのイメージとは全く違うことにムーっとふくれてしまいます。
それを見た母親は、まさか二ヶ月で嫌になったのか?と問いただすと、なんと奏では楽しくないと即答で答えてしまったため、母親はもうちょっと辛抱強いこだとおもっていたのだけどねと、促すのですが、思い通りにならない奏は不満しかないようです。
その後のレッスンでも、全く思うように体が動かず、注意ばかりされてしまう奏は、自分の踊りがあまりに醜いため、それが嫌で大泣きをしてしまうことになります。先生が母親に電話をすると、迎えに行くまでに後2時間はかかってしまうと伝え、大泣きをしている奏に困った先生は、あの梨沙ちゃんのクラスを見学していく?と話します。
それを聞いた奏は泣き止み、梨沙ちゃんの華麗なるバレエにまた見入ることになるのでした。
序盤を見た感じでは、バレエのことを全く知らない人でも普通に読める内容になっていますので、バレエに興味がある人であれば、絵柄もキレイに書かれていますから、女性キャラに抵抗がある人以外は、普通にスラスラ読める漫画になるのではないでしょうか?
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