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伝説のホテルコンシェルジュを父に持つ最上優菜。 18歳になった優菜は介護士として働き出す。様々な家庭模様・人間模様が渦巻く環境で “人の生死を看取り”、“人生の最後を幸福に飾る”という最も慎重な思いやりが求められるプレッシャー!! お客様のご要望のために、優菜は最上クラスのおもてなしを届けることができるのか―――!? Amazonより引用
コンシェルジュインペリアル 第1巻
表紙には制服を着用して最上優菜の名札をつけた女性が、しろくまのようなロボットに抱きかかえられているイラストが描かれていて、背景にはカラフルな制服の色と統一された車がありますので、一見して何を題材にした漫画なのか分かりませんけど、早速中身を見ていくことにしましょう。
ナイチンゲールになりたかった。キャンドルの灯りの中でナースキャップを戴き誓詞を口にする日のことをずっと夢見ていた・・・。こんな感じで大暴れをしている高齢の男性を押さえつけている表紙の女性、最上ともう一人の女性がホームヘルプひまわりと名乗ってますので、どうやら介護に関わる漫画のようです。
多分、これまで介護に関わる漫画は見たことがありませんので、興味深くこの漫画を見ていくことにしようと思うんですが、ベッドで寝ている高齢の男性のオシメを最上ともう一人の女性が変えようとしているらしくて、それで男性が抵抗をしているんですが、すぐ近くにいる家族は全くの無反応でテレビを見ています。
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そして、大暴れをする男性からオシメの汚物を顔につけられてしまった最上は、表情ひとつかえることなくそのまま仕事をしていくんですが、この家の家族は風呂場を貸してくれることもなく、外で汚物の汚れを落としています。
序盤から、かなり現実的な内容になっていて、介護の仕事の大変さがよく伝わってくる漫画のようですから、期待が持てる感じで強いです。
その頃、ヘルパーひまわりの事務所に戻った2人は、上司らしい人から、ウチの会社が売られると聞きそのまま事務所に入っていくと、介護支援ロボットが挨拶をしてきて、その横でスーツ姿の男性がロボットがあれば介護者の苦労をかなり軽減できると話してきます。
それを聞いた最上は、自分の手をそのスーツの男性の顔に押し付けて、先程の高齢の男性の汚物をつけられた臭いが残っているのをスーツの男性に嗅がせると、その玩具が代わりにやってくれるのか?と問いただします。
どうやら、このスーツ姿の男性が、ヘルパーひまわりを買収した会社の社長らしくて、自動車メーカーらしいのですが、介護事業にも参入していて、それでひまわりを買収した状態のようなんですけど、最上はロボットで介護の現場の負担をすると主張しているこの社長に対して色々と意見があるようです。
序盤を見た感じでは、かなりおもしろいと感じる部分と、リアルで厳しい介護の部分の両方が伝わってきますので、期待が持てそうな介護漫画になります。
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