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亡き父の遺志を継ぎ、家業の鉄工所を切りもりする元気娘、ナッちゃん! 父親ゆずりの職人魂で町工場の機械を直すナッちゃんは下町の太陽だ! 町工場の仕事って、ホンマはカッコええねんで…! アマゾンより引用
ナッちゃん 第1巻
表紙にはレンチを持った若い女性が汚れた格好で一人立っていますので、車の整備などをしている状態ではないかと思える表紙になります。
坂本工作所にて、何処へ持っていってもすぐには直らんゆうてたんや、ホンマ助かりましたわ、坂本はんのおかげですわ、そう機械を触りながらお礼を言っている男性がいて、その男性の前にはタバコをくわえてお父ちゃんは天才やからな、お父ちゃんは機械見た瞬間に何処が悪いんか、どうやったら直るんかがパッと頭に浮かぶんや。
そう話している父親のすぐ近くに、あの表紙の女性がまだ幼い時の姿でお父ちゃんと言いながら、ウチが昨日作った機械を見てくれと相談しているのでした。
10年後。あのお父ちゃんが亡くなってしまって、その後を継いだこの女の子は、取引先からあんた勘違いしたらあかんで、お父ちゃんと同じ値段とろうなんて、と言われながら、どうやら亡くなった父親が以前提出していた見積書の金額では納得できない様子で、取引先の社長が冷たく対応しているようで、半額にしろと相手にしてくれません。
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この女性の名前は坂本ナツコ、ちょっと前までは普通のOLだったようですが、何故か今、家業の鉄工所を継ぐハメになってしもて、何処に言っても女だからの理由で足元見てきて安く買い叩くので、かなりの苦労をして父親から継いだ工作所を経営しているようです。父親が癌で倒れた際にはナツコが全て入っていた仕事をこなしたらしい・・・。
母親は機械のローンも、ここを全部売り払ったらなくなるので、そうしたらどうかとナツコに話すのですが、ナツコはこの仕事がすきなので・・・、でもやっぱりやめようかなと母親と話していた所、そや、ここ処分してうちにある鉄板つこうて2人でちっちゃいお好み焼き屋でも始よか、ウチ大きい鉄板の台を作るわ・・と話しています。
その後、お好み焼きの鉄板を作っていたナツコのもとに、坂本工作所を訪ねてきた、どうしても作って欲しい機械があると設計図を持った男性がやってくるのですが、ナツコはもうこの鉄工所は占めると言って、最高の職人がおるゆうて和歌山から来たと言っているこの男性に、お役に立てなくてと頭を下げて帰ってもらいます。
その男性、どうやら大きな鉄工所にいって、設計図をわたしてこれを作って欲しいと依頼をした所、こんなラフな図面じゃいかんと追い返されてしまい、この機械が完成しないと首をくるしかないと言い、ナツコの鉄工所に無理やりやってきて、今にも首を吊ろうとするのでした・・・。
これ、相当珍しい、女性が主人公の鉄工所を経営していく漫画のようで、かなり面白いのではないかと思います。ですからおすすめできる漫画になります。
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