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優菜が目指す、新たな介護システムの創出!! 誰でもわかりやすく、公平に評価できる…そんな介護の基準。 正しく価値を見極め、本当に幸福へとつながる介護士・介護施設と出会ってほしいから…。 その想いからたどり着いたひとつのヒント。それはお客さんの「笑顔」だった!! Amazonより引用
コンシェルジュインペリアル 第2巻
第1巻からの続きになります。表紙には最上と社長が介護用のロボットのようなものを装着しているシーンが描かれている大変珍しい介護を題材とした漫画になります。
介護業界に発生している問題を切実に描いたこの漫画を見ていると、今の日本の介護のあり方がよくわかりますので、是非見ておいて欲しい作品です。
自宅から出たくないと怒っている高齢の女性がいて、夕方までデイサービスに行くだけだからと家族が説得をしているんですが、高齢の女性は人様の世話になりたくないと頑固として譲らずその場を動きませんが、このような光景は高齢になった両親を抱えている一般家庭でもよく見られる風景ですね。
そうすると、人でなければよいのですねと介護ロボットがやってきて、そのまま最上達のデイサービスに連れて行くことになりますので、介護ロボットが普及をしたらこのような感じで、もう少し自宅から出たがらない高齢者の方の説得が楽になるのかもしれません。
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ここで、ヘルパーの皆さんに質問です。将来、結婚相手の身長は180cm以上はほしいですか?、これに対するインペリアルのスタッフの答えは全員NOでした。
その理由は、体が大きい男性の介護は相当大変だからだそうで、今回はそのような身長190cmで体重100キロの大きな体をした高齢の男性が序盤から車椅子に乗って登場してきます。
この体の大きさになると車椅子に乗ってもあまりに大き過ぎで1人では押すことも出ませんし、車への乗り降りも大変ですから、あまり体の大きい男性は健康でいられれば良いのでしょうけど、介護が必要になった場合は、それに合わせて将来の生活が大変そうです。
この190cmの高齢の男性は認知症で暴力を振るう事も多くて、歩行困難や暴言など、家族も手に負えない状態のようで、介護現場の大変さがよく分かるシーンです。
どうやら、大学の相撲部で監督をしていた人らしくて、認知症の状態で相撲が見たいと常に介護スタッフに暴力や暴言を振るっているのですが、国技館に連れて行っても全くダメで、家族もお手上げ状態でこのインペリアルにつれてこられたようですね。
本当、日本の介護の問題を題材にしつつ、介護ロボットなども併せて毎回話が進んでいきますので、将来の介護についての現状がよく分かる為になる漫画ですね。
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