スポンサードリンク
スポーツメーカーに勤める30歳、多和田聡子は夜の公園で12歳の美しい少年、早見真修と出会う。元恋人からの残酷な仕打ち、家族の高圧と無関心。それぞれが抱える孤独に触れた二人は互いを必要なものと感じていく。この感情は母性? それとも――。 アマゾンより引用
私の少年 第1巻
表紙には意味深な大人の女性と男の子?、女の子?が描かれていて、真っ白の背景の中で特別な時間を過ごしているように感じます。ただ、私の少年とタイトルにありますから、女性の前で寝ているのは女の子のような顔をした男の子のような気もします。
膝の上には美しい少年がいる。
私はあれから息をしている間。ずっとこの子ばかりを思ってしまう。この女性多和田聡子は今年で30歳。毎朝起きた際には体温計で体温をはかるが記録はつけていない。健康体であれば別に何度でも構わないから。
意味が無いとわかっていてもそれを続けてもう8年目。出社をした多和田聡子は椎川主任から社内グループチャットを利用していないことを告げられるのですが、名前の聡子で呼ばれるので、それはやめてほしいと主任の椎川にお願いをします。
この二人同僚からは付き合っていると思われているらしく、実際に大学時代に1年きっかり付き合った経験があり、偶然就職先も同じで配属先まで同じだったため、主任の椎川は今でも当時の感覚で多和田聡子に接しているようです。
スポンサードリンク
会社の就業時間が終わり社員が帰宅を始めた頃、主任の椎川が多和田聡子に明日は休みだし久しぶりに飲みに行かないかと誘ってくると、多和田聡子はごめんなさいとあっさりと断ります。
その後、帰宅時に夜の公園でお酒を買い、一人で満喫して飲んでいた多和田聡子の前にサッカーボールが転がってきて、すみませーんと謝りながら駆け寄ってくる一人の少女がいて、この少年があまりにうまくないので、ボールの蹴り方を説明する聡子。
ふと少女の方を見ると、そのサッカーを指導する聡子の姿を見上げる少女の顔はとても美しく、それを見た聡子は一瞬電流が走ったような感覚になり、びっくりしてドキドキが止まらなくなります。こんな美少女が近所にいたのかと・・・。
この美少女は夏合宿前にレギュラーテストがあるから深夜まで一人で練習をしていたらしく、それを聞いた聡子は女子サッカー部とかないの?と聞き返すのですが、そこで、この美少女と思っていた子供が男の子であることを聞かされます。
小学校高学年くらいの美少女と間違えるくらい美しい男の子。まだ小学校高学年くらいの年齢なので、夜遅いしおうちの人が心配しているから帰りなさいと帰宅を促す聡子とこの美少年の出会いはこうして始まりました。
翌日、気になって昨日と同じ時間帯にあの公園に出かけてしまう聡子が見たものは、見るからに怪しい男性があの美少年の体を掴んで何かをしようとしている現場だったのです・・・。
スポンサードリンク