シリアス 女性主人公 少年漫画

東京シャッターガール 第1巻|桐木憲一 (著)

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東京シャッターガール 第1巻

 

表紙にはカメラを両手で持った女子高生が街並みを歩いているシーンが描かれていて、タイトルがシャッターガールですから、この女子高生がカメラを持って東京のあちこちで撮影をしていくようなストーリー展開になっているのではないかと予想できます。とても分かりやすいタイトルと表紙のイラストになっています。

高校の写真部に入ってから3ヶ月、まだ右も左もわからない写真初心者の私・・・。どうやらこの女子高生は写真を撮影し始めてまだ間もないようで、それで東京の街並みを被写体として、カメラを持って街を歩きながら撮影しているようです。このカメラはデジタルカメラではなくて銀塩カメラだと思われますのかなり古い時代設定なのでしょうか?

某日、愛機を持って撮影にやってきたのは東京都墨田区地下鉄押上駅、そうですね、あのスカイツリーのある駅にやってきたようです。

ただ、スカイツリーがまだ完成しておらず、一番下の部分しか完成していませんから、この漫画が描かれた時はスカイツリーもここまでしか完成していなかったといった感じでしょうね。

このころのスカイツリーはまだ建設中であり、目の前を通るたびに高さが伸びていて、そのスカイツリーが生き物のように成長していく様子を撮影するのが日課になっているようです。

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その後、撮影が終わった後で必ず立ち寄る場所がある、向島方面から国道6号線を隅田川に向けて歩いて行くと不思議な階段に出くわす、階段を降りるとそこは、都会に似つかわしくない幻想的な原っぱが広がる空間、引力にひかれるようにして、偶然見つけたこの場所は、隅田公園への入り口。私の秘密の花園だ。

具体的な住所は書かれずに、凡その場所だけが分かるようなかんじで、秘密の場所とやらが紹介されているので、この女子高生が撮影に行くたびに、その付近にある秘密の場所をこっそりと消化してくれるようなストーリー展開になっているのかもしれません。

さて、今回の場所はどこなんでしょうね?、スカイツリーの近くの神社のような桜の木か緑あふれる木々が沢山並んでいる場所ですか・・・。

その後、その秘密の場所で撮影をしていると、子供と二人でスカイツリーを見ていた年配の女性がいて、この女子高生がはなしかけながらカメラでこの二人を撮影することになります。

結局、この女子高生の名前は全くわからない状態で序盤の話が進んでいきます。この漫画、作者の方が実際に撮影に行った場所のことを自分をこの女子高生に置き換えて描いているのかもしれません。見ていてそんな気がしてきました。

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