ＵＱ　ＨＯＬＤＥＲ！　第2巻｜赤松健 (著)

不老不死の吸血鬼となった近衛刀太（このえ・とうた）は雪姫（ゆきひめ）、時坂九郎丸と共に都を目指す。旅の途中で出会ったのは、雪姫が長を務めていた不死の一族「UQ ホルダー」！　仲間入りを希望する刀太に、思わぬ試練が待ち受ける！ アマゾンより引用

 ＵＱ　ＨＯＬＤＥＲ！　第2巻

第1巻からの続きになります。表紙には九郎丸と1巻を読んだ状態では、まだ素性が分からないブレザー姿の女性が日本刀を持って構えているシーン替え描かれていて、背景には日の出が始まる様子になっていますので、新メンバーにこの女性が加わるのではないかと思える表紙ですね。

前巻では雪姫が殺されそうになるなど、いきなりいろいろな事がありましたが、何とか無事に雪姫を迎えに来たリムジンに一緒に乗っている刀太と九郎丸は、巨大な塔が見える場所につくと、そこからカタマランのヨットに乗ってUQホルダーのアジトに向かうことになります。

そして付いた先には、日本の城のような島があり、温泉旅館も経営しているアジト、仙境館であると案内された刀太たちは、そこで待ち構えていた雪姫の部下たちを見て、おれもあーゆーのいいよなと話ながら取り込み中ちょっと悪いけど、お互い自己紹介をしようと雪姫の部下に話しかけた所、ガキはすっこんでろとその場で部下に蹴り飛ばされてしまいます。

そこで、刀太は雪姫の一番弟子であることを名乗り、今日から仲間にしてもらうぜ、以後よろしくと雪姫の部下たちの前で啖呵を切るのですが、いつ仲間にしてやるといった？と、冷たくあしらわれてしまいます。それを見て動揺している刀太の元へ真壁源五郎を名乗る男性が、表紙の女性、夏凜（かりん）と一緒に僕達の仲間になりたいんだね？、と話しかけながら歩いてきます。

刀太はいやっつっても仲間にならせてもらうぜ、てゆーか、俺はあんたらとダチになりてえと自信満々に対応をするのですが、どうやらUQホルダーは不死人だけには入団テストを受けてもらうといわれて、8年以内に出てこれたら合格にしようとその場で、九郎丸と一緒に地下深くに落とされてしまうことになります。落ちる時に夏凜（かりん）のハンマーで叩かれながら・・・。

そして、地下深く落とされた先には、巨大なワニのような生物がいて、それを見た刀太と九郎丸は退治しようとするのですが、突然、あれは仕留め損なうと仲間を呼ぶ、あれに食われたら30年かけて消化される・・、と話しかけてきた既に地下深くに落とされているUQホルダーのリーダーを名乗る宍戸甚兵衛が食べ物を持ってないかと話しかけるのでした。

この巻の序盤を見た感じでは、少々退屈な感じがする展開ですが、1巻を見て面白かったので、今後が期待できるコミックだと思います。