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伝説のチーター族、『白い悪魔』を探して、トムソンガゼル族のブエナはスクトゥの森へと辿り着く! 一方、『白い悪魔』の襲撃と逃走に怒るライオン族はチンパンジー族の支配するスクトゥの森で、彼らに『白い悪魔』の捕獲を求めるものの予想外の展開が!? 肉食、草食、雑食、さまざまな動物が血飛沫をあげる暴力動物アナーキズム、驚愕の第2巻!! Amazonより引用
ヤスミーン 第2巻
第1巻からの続きになります。表紙にはトムソンガゼルの顔がアップで描かれていますので、一瞬、普通の野生動物の漫画のような印象がありますけど、実際には擬人化されたライオンやトムソンガゼルの感情あふれる戦いがメインの漫画ですから、人を選ぶかもしれませんけどかなり面白い作品になっています。
スクトゥの森に到着したトムソンガゼルのブエナはこの森の中に居るとされる白い悪魔を探しに森のなかに履いていくノエスが、そこでチンパンジーたちの罠にハマってしまって、そのままロープで宙吊りにされてしまい、その姿を見て駆け寄ってきたチンパンジー達に僕は敵じゃないと訴えかけます。
それを見たチンパンジーたちは、礼儀正しく罠を解き、トムソンガゼル族のあなたが何故こんな森に来たのかと尋ねるのですが、そこでトムソンガゼルのブエナはこの森にいる白い悪魔を探しに来たことを告げるのですが、チンパンジーたちは何故か話をそらし仲間の元へと案内を始めます。
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どうやら、チンパンジーたちは何かしらの企みがあるようで、マッド様が村に戻られるのは2日後であると合図をしてるため、トムソンガゼルのブエナは何かの罠にはめられてしまっている伏線が出てきている状態です。
その頃、ライオン族のマルシアス達がこの森に到着しており、チンパンジーたちを集めて服従をさせながら、白い悪魔が王国を襲撃した為、貴方達に白い悪魔を捕らえて頂きますと命令を行うことになり、それを聞いて驚いたチンパンジーたちは無理であると申し出るのですが・・・。
当然、ライオン族のマルシアスはチンパンジーたちの意見を聞くこともなく、命令どおりにしないと森に火を放ち、それで白い悪魔をおびき出せば良いと一方的に指示を出し、チンパンジーたちはそれに従うことになります。
そこで、チンパンジーたちがマルシアスに旅の癒やしをとってくださいと言い、うさぎを献上するのですが、そのうさぎを手に取りチンパンジーたちにあなたが先に食べなさいと無理やり食べさそうとすると、チンパンジーが震えながら無理ですと答えた瞬間、チンパンジーを噛み殺してしまいます。
どうやら、このうさぎには猛毒が仕込まれていたらしくて、他のライオンは騙せても、マルシアスを騙すことはできなかったようです。
チンパンジー達はライオン族に服従する気はなくて、全面戦争を始める予感ですので、この巻も、前回に続き面白い展開になるかと思います。
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