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亡き父の借金を背負い金融業界に転職した春風日向─…。年俸10億の金融界の寵児・東堂龍平の部下になるが、東堂は企業の内部情報をつかみ大金を稼ぐインサイダー取引を行なっていた! 「内部情報だけが大金を生む」と考え、法を犯すことも厭わない東堂の下で、春風は市場に巣食うハイエナから顧客を救うことができるのか──!? アマゾンより引用
インサイダー 第1巻
表紙にはiPadのようなタブレットを持ったスーツ姿の女性が描かれていて、タイトルのインサイダーの文字がその横にデカデカとありますから、まあ、株式投資のインサイダー取引に関わる漫画である事がわかります。早速、読んでみることにしましょう。
株式市場・・・、株式の売り手と買い手が集まり、多くの金が動く世界。大金を手に入れる勝者もいれば、すべてを失う敗者もいる・・・。そんな数千億円という金が動く戦いで、唯一信用できるのは・・・。
証券会社の電光掲示板で、自分が投資している株の値段が下がって焦って投資の本を読み直しているスーツ姿の女性がいて、それを見た後方のベンチで座っていた男性が、やっぱ、どこにでもいるんだな奴隷ってやつは・・・と独り言を言います。
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その独り言はこの女性にも当然聞こえていて、もしかして私に言ったんですか?、と問いただすと、男性は最近、株なりFXが流行っているらしいが、素人には投資より貯金がお似合いだと言い放ちます。
何よこのエラソーな人と不機嫌になった女性は時計を見ると、予定の時間らしく初出社日なのにと急いで会社に走っていくのですが、どうやら勤め先は投資ファンドであり、それで証券会社の電光掲示板を見ていたようですね。
そこで、経営者っぽい上司の女性から、あなたの指導責任者は年俸10億円の稼ぎ頭であることを聞かされるのですが、そこに来た噂の責任者は、先程、後ろのベンチから座りながら素人だと声をかけてきた、あの男性だったのです。
この男性責任者は、この女性の顔を見てその時のことを思い出し、こんなんじゃなくてプロが欲しいと上司の女性に嘆願するのですが、強制的にこの電光掲示板を見ていた新人の女性とパートナーになることになります。
ここで初めて自己紹介が行われ。年俸10億円の男性は東堂龍平、女性の方は春風日向であるとお互いが知ることになり、なんでも春風はOLからの転身のようで、色々と事情があるようなのです。
そして、なんであんな銘柄を買ったのかと聞かれると、株式の専門書をカバンから取り出し、それで推薦されていたからと自慢げに話すのですが、それを聞いた東堂は、その雑誌をすべて車の窓から投げ捨てるのでした。株の仕組みを知りたい人向けに書かれていそうな展開ですね。
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