ミステリー 女性主人公 少年漫画 推理

事件記者トトコ!  第1巻|丸山 薫 (著)

投稿日:

スポンサードリンク

バカな子ほどかわいい! 立派なカメラを持っていて、事件の鍵を握る警部と仲良しで、上司や同僚にも恵まれている――それなのに、スクープをまったく取ってこれないという新米記者トトコ。だが今日もまた、あんパン咥えて元気に事件を追うのだった!
『ストレニュアス・ライフ』の丸山薫、初の長編連載は、“日本一残念な記者トトコ”を描くドタバタコメディー。連載第1話~第7話に加え、描き下ろし番外編も収録。アマゾンより引用

 

事件記者トトコ!  第1巻

 

表紙には、アンパンを咥えたまま、かなり古いカメラ(映写機)を手に持ち、スーツ姿で走っている女性が描かれており、その背景には昭和初期の頃のような車や建物、ガス灯などがありますので、タイトルの事件記者トトコから察して、少し古い時代設定の推理サスペンスかな?と感じる表紙になります。

では、早速、見ていくことにしましょう。

首都を騒がす、怪盗大暗黒仮面!!観念して正義の裁きを受けなさいと勢いに乗っているトトコが、時計台の上に登ろうとしていたところ、何やってんだ降りろと周囲から言われ、ご心配なくと返します。

しかし、下から見上げていた先輩たちは、お前の心配なんかしてねぇ、邪魔なんだよと、序盤からトトコはドジっ子キャラ全開のようです。

そもそも、それは記者の仕事じゃねーだろと更に突っ込まれると、そうでしたとトトコは納得し、怪盗大暗黒仮面にこの道に入ったきっかけはなんですか?とインタビューを開始するのですが、あっさりとノーコメントと言われ、そのまま大暗黒仮面は気球のようなものに乗って逃亡してしまいます。

スポンサードリンク


結果、トトコは落下し、下にいた先輩たちは気絶をしてしまう大失態・・・。

トトコの新聞社だけこのネタをから特選落ちしてしまい、グラマーなスタイルの女性上司に謝るトトコと現場に同行していた先輩だったのですが、あの大暗黒仮面から肉声コメントを取れたのは業界初だと上司に駆け寄ると、あっさりとノーコメントはコメントのうちに入らないと却下されます。

トトコはなぜか上司であるグラマーなデスクから気に入られているようで、その話を同僚から振られると、私のうちに秘めたジャーナリストとしての才能を見抜いてくださっているからだと自信満々に語るのですが、それを聞いた同僚は一斉にそれはないとの回答でした。

落ち着きはない、集中力もない、騒がしい、たまに静かなだと思うと、デスクの前で寝ている始末、そんなドジっ子記者のトトコは御大層なカメラを持っていて、なんでもローライフレックスといういざという時のための最終兵器だそうです。

そんな感じで、屋台のラーメン屋で同僚と話をしていたトトコは、突然目の前をあの大暗黒仮面が歩いていたのを見たといい、急いで尾行をすることになるのですが、途中で聞き込みをするために倉庫に入った先は、国際武器密輸組織、三月の赤いニシン団のアジトだったのです。

果たしてトトコと先輩のイリヤはこの状況から無事に脱出することができるのか?、大暗黒仮面らしき人物は一体誰だったのか?、興味があれば1巻をご覧になってみてください。

スポンサードリンク

-ミステリー, 女性主人公, 少年漫画, 推理
-, , ,

執筆者:

関連記事

no image

彼女のカレラ 第1巻|麻宮 騎亜 (著)

スポンサードリンク 轟 麗菜は、22歳。月刊「プレイガイズ」誌の編集者。父が亡くなり、麗菜には目にも鮮やかな1台の車・ポルシェのカレラ964が遺された。だが、テクニックの未熟さも手伝い、トラブル続出! …

no image

復讐教室 第1巻|山崎烏 (著), 要龍 (著)

スポンサードリンク クラスで酷いイジメに遭っていた中学3年生の藤沢彩菜は、ある決意をする。「クラスメイト全員に同じ地獄の苦しみを味わわせてやる」――見え隠れするイジメの首謀者。黒幕は親友なのか、それと …

no image

遮那王 義経 第1巻|沢田ひろふみ (著)

スポンサードリンク 京都の古い神社から見つかった古文書。そこには牛若丸(源義経)が、若干16歳にしてこの世を去ったと記されていた。驚愕のもうひとつの義経伝説がここに始まる! ──時は遡り平安時代末。京 …

no image

江戸前の旬 第1巻| 九十九森 (著)、さとう輝 (著)

スポンサードリンク 銀座『柳寿司』三代目・柳葉旬。柳寿司の末っ子として生まれ、父親の跡を継ぐために寿司職人となって迎えた二度目の春――。寿司職人として大輪の花を咲かすべく、ただ今奮闘中!! 真鯛をけな …

no image

死役所 第1巻|あずみきし (著)

スポンサードリンク お客様は仏様です。此岸と彼岸の境界に存在する、死役所。ここには、自殺、他殺、病死、事故死……すべての死者が訪れる。罪無き者は、天国へ。罪深き者は、地獄へ。あるいは――。“助けたこと …