スポンサードリンク
先生も、生徒も、親も、みんな怪物! 頻出するトラブルを解消すべく、とびきり有能な英語教師が暗躍する。その果てに待っていたのは、犯罪史上に残る未曾有の大事件だった!! 貴志祐介の話題作を完全漫画化した、漆黒のスクール・サイコホラー。 アマゾンより引用
悪の教典 第1巻
黄色の背景に鳥の羽が描かれていて、そこで顔を手で抑えている意味深な視線をしている男性がいますので、何かしら唯ならぬ出来事が起こりそうな気がするのですが、背景が黄色一色の表紙はとにかく目立ちますね。
序盤から血が滴っているナイフが書かれていて、三文オペラから抜粋された、メキーお前の首は(賞金)くらだったよ?、と書かれた文字の中央に先ほどの血が滴り落ちる刃物を持った人物がお墓の前に立っています。
それから舞台は変わって高校に登校中の生徒たちがバスの中で色々と話していて、2年4組が問題児だらけであると実際の生徒の名前を出しながらクセのありそうな生徒たちが紹介されているのですが、特に極め付けの問題児もいるようです。
しかし、問題児だらけのクラスであっても、実は可愛い女子が沢山いて、それについて盛り上がっていると、次はまたクセのありそうな教師が次々と紹介されて、このような問題児やクセのある教師が揃っているのででかい事件でも起きそうだと金髪の生徒が話します。
スポンサードリンク
その話を聞いていた女子高生が、みんな気づいていないけどね。きっとここにはこの学校には怪物が棲んでいると意味ありげに語った後、廊下を一人歩いてくる爽やかそうなのに目線が怪しそうな男性教師が登場してきます。
最初の部分は生徒や教師など、登場してくる人物の自己紹介のような感じでまとまっていますから、多分、多くの生徒や教師が登場する漫画としては、かなり序盤から人物が分かりやすい流れになっているのではないかと思います。
先ほどの教師はハスミンというあだ名らしくて、軽トラで通勤中に生徒に声をかけられて、そのまま部活を頑張れと先に進んで行き、学校内の駐車場で教頭からある教師と生徒の体罰問題について話を聞かされることとなります。
その生徒の親は弁護士であり、このままでは学校のイメージダウンにつながると教頭がハスミンに話しかけ、しかし、体罰をした教師は武道の達人であり、この教師はどうしても学校に必要であることを告げ、ハスミンになんとか解決するように指示を出します。
ハスミンは無理であると即答しますが、教頭はハスミンの生徒の掌握力を信用して4組という問題学級を任せたといい、蓮実先生の肩を叩いてその場を立ち去るのでした。
スポンサードリンク