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病に冒された操栖(くるす)を救うため、命を懸けて戦うことになってしまった矢頼(やらい)とアキラ。その“決闘”の最中、突如として奇怪なキメラが現れ、ミイナを飲み込んでしまう! 矢頼の指揮の下、キメラに一斉攻撃を仕掛けるが、その時、アキラ達の前に二匹目の怪物が!! アマゾンより引用
エデンの檻 第18巻
第17巻からの続きになります。表紙には生徒会長、九重、矢頼、アキラ、エイケン、真理谷、その他1名が、全速力で何処かに向かって走っている様子が描かれています。
塔の地下に眠っていた怪物のような巨大な頭が3つある動物がアキラたちに襲い掛かってきて、その異様な姿に驚きながらも全員で力を合わせて対抗していた所、ミイナが子供だましのような方法でこの化物に接近できた事から、矢頼が化物の弱点を導き出します。
その弱点とは、顔が3つある化物なので、視野は広くても視力は実はあまり良くなく、特定の色が見えていないため、その弱点を利用して上手く戦えば、この化物を倒すことが出来ると言った作戦でした。
そして、囮を使って化物を誘い出し、そこで動物の共通の弱点であるお腹を一斉攻撃しすることを提案するのですが、その際にあの鈴木に囮になるように指示を出した為、それを聞いた鈴木は仕方なく焚き火を焚いて化物を誘い出すことになります。
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矢頼の読みは当たり、地面に大きな葉っぱを被って隠れているアキラたちの姿を化物が認識することなく、まっすぐおとりの焚き火の方向に進んでいく為、人の目には明らかなのにアイツには見えていないことを確認し、そのまま武器を持って待ち構えます。
しかし、突然化物の足がその場でとまり、何が起こったのかとアキラが確認すると、塔のトラップの穴からもう一匹の巨大な化け物が姿をあらあわし、最初の3つの頭の化物がそれに気を取られて音が出る方向に進み始めてしまいます。
アキラは離れていく3つの頭の化物を見ながら、やるなら今しかないと飛び出そうとするのですが、矢頼がそれを止め、俺達の一撃程度ではあの化物を倒せない、あの子供を助けるために、全員を殺す気か?と話します。
それを聞いたアキラは、もう打つ手はないのか?と悔しがるのですが、実は最初の顔が3つある化物が直前でミイナを丸呑みにして飲み込んでいるため、アキラにはどうしても早くあの化物を倒さないといけない理由があったのです。
その時、地下の穴から出てきた新しい化物が突然トラップの穴の方に転がり落ちてしまい、状況はわからないけど、チャンスがやってきたと判断したアキラは、これなら行けると今にも攻撃をする姿勢で身構えるのでした。
その時、新しく出てきた化物が落ちた穴には、佐久間が1人気を失っていて、そこで、先程の化物が叫び声を上げているのを聞き恐怖で驚くのですが、後ろからそこでおとなしくしていると声をかけてきたのは、あのハデスを名乗る怪しい仮面をつけた男子生徒だったのです。
まさかの、今まで何処にいたのかもわからない、正体不明のハデスの登場です・・・。
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