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アンゴルモア 元寇合戦記 第7巻|たかぎ 七彦 (著)

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対馬軍が籠城する金田城に蒙古軍がなだれこんだ!防人たちの奇策により辛くも撃退に成功するが、敵を招き入れた裏切り者である白石との闘いは避けられない。朽井と白石、一対一の“真剣勝負”の行方は!? Amazonより引用

 

アンゴルモア 元寇合戦記 第7巻

 

第6巻からの続きになります。表紙には朽井がボロボロの鎧をまとって日本刀を構えている姿のみが描かれていて、対馬に上陸している蒙古軍との激しい戦いが繰り広げられている様子がこの表紙を見ただけでも感じられます。元寇の襲来を題材にした貴重な歴史漫画ですし、見ていて大変面白いので是非お勧めしたい作品の一つになっています。

蒙古軍が追撃する中、山の中の小さな城で籠城していた朽井達は激しい戦闘を繰り広げており、そこで城の中の森から大きな火が燃え上がり延々と燃え始める様子を見ていた、蒙古軍の将軍たちは、自分の部下達が城の中で火を放ち戦利品を燃やしてしまっているのではと話し始めます。

将軍は戦利品は全て肺になってしまって仕方ないけど、実践で兵として磨きがかかればそれこそが戦利品であると話し、現在城を攻めているオチルバトの火攻めに乗じて一気に片付けるように指示をだし、配下の者たちが一斉に朽井達が蒙古軍に猛攻撃をされている金田城主郭(ビングシ山)に向かうと、そこでは派手な悲鳴が聞こえています。

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その悲鳴を聞き、手柄を立てようと一斉に蒙古軍がはしごを使って城壁を登り始めようとすると、そこからは炎に包まれた人が次々と落下してくるのでした。

城の城壁から次々と転げ落ちてくる炎に包まれた兵たちを見て、倭人ではなく味方の蒙古軍であることを知った蒙古軍は、その中に百人町のオチルバトが混ざっていることをしり、オチルバトは燃えながら火の呪いだと言いつつその場で絶命をしてしまいます。

それを知った蒙古軍はそこから退却をすることになり、姫たちから一斉に弓矢で攻撃をされながら、何とかこの場を後にするのですが、敵をまるごと焼き払うこの戦法を見た姫は、改めて恐ろしい方法で攻撃をしていることを知ることになります。

その頃、南門では朽井が硫黄と人の焼ける臭いを感じ取っており、そのことを知った蒙古軍がどのような対応をするのかとの話になった歳、朽井は怒り狂い、犠牲を厭わず力押しで攻めてくることになるかもしれないと、今後の蒙古軍が猛攻撃をしてくる可能性を示唆することになります。

前回の続きからになりますので、第6巻を読んでいないとさっぱりわからないかもしれませんが、元々対馬の島民は焼畑で暮らしていて、火の扱いに慣れているため、森ごと敵を焼き払う作戦で対抗していったのですが、それで蒙古を撃退したものの寝返った白石がまだ出てきていませんので、これからどうなるかになります。

元寇自体が珍しく話も面白いので、お勧めの漫画です。

 

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