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ライオンが支配する王国! そこに暮らす草食動物のトムソンガゼルはシマウマ等とは違いライオンに喰われることがない! なぜなら彼らは「不味い」から!! 美食に狂うライオン、彼らに真っ向から対峙する伝説の白いチーター! 肉食、草食、雑食、さまざまな動物が血飛沫をあげる暴力動物アナーキズム、怒涛の開宴…! Amazonより引用
ヤスミーン 第1巻
表紙を見るとライオンの大きな顔が描かれているので動物の漫画のような印象を感じることが出来る表紙ですが、ヤスミーンの意味が分かりませんので早速中身を見ていくことにしましょう。
野生の王国という言葉がある。野生動物に溢れたアフリカのサバンナを指す言葉であろうが、王国とある異常、そこには本来主権を持つ王が存在しなければならない。
その動物とは当然、彼になるのであろうか。・・・と大きなライオンのオスのイラストが描かれていますので、ライオンが主役の漫画っぽいですね。
次のページをめくると、ガゼルのような動物が二本足で立ったまま、王族が狩りからお戻りになるぞと伝達をしているので、完全な動物漫画ではなく、動物を擬人化したような漫画のようですが、ガゼルは王族であるライオン達が暮らすこの国の奴隷のような扱いになっているようです。
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このガゼルはトムソンガゼルのようで、草食動物ながらライオンが支配している王国の中で奴隷として生存権を与えられていることに、戸惑っているガゼルたちもいるようなのですが、ハイエナたちも王国の中で働かされており、こちらはトムソンガゼルよりも上の階級のようです。
その頃、王族一行がシマウマ族を30匹ほど捕獲したまま王国に戻ってきており、それを見ていたハイエナたちが王族の奴隷ってのは俺達も同じだと話しているんですけど、王族のために働いていれば死肉が貰えるし、肉食動物ってだけで身分がトムソンガゼルよりも高いので、今の状態が正しい生き方なのさと話しています。
その時、ハイエナの一匹が、奴さえここに現れなきゃな・・・と話していると、他のハイエナが顔色を変えてもう半年前に奴は死んだと慌てて答えているため、何かしら王国を脅かす存在がいるようですね。
行列を組んでライオンたちを出迎えているガゼル達は、連行されてくる捕獲されたシマウマを見ながら、カレラが食われて僕達が食われない本当の理由だけは絶対に認めることが出来ないらしく、何か特別な事情があるようですね。
そうしていると、ガゼルの小さな子供がライオンの歩いている道を塞いでいると、ライオンに持ち上げられてその場で食べられてしまうのですが、ガゼルの子供を食べたライオンはやっぱり不味いと一言言い放ち、その場で息絶えたガゼルの子供を放り投げることになります。
ライオンがガゼルを食べない理由がここで明らかになるわけですが、この漫画、序盤を見ただけでも続きが気になって仕方がないので、かなりお勧めできる作品ではないでしょうか?
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