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現役猟師、兼マンガ家。岡本健太郎(おかもと・けんたろう)による狩猟&ジビエ(野生肉)喰い実録日誌。ウサギの唐揚げ、カモのロースト、カラスの焼き鳥etc、山グルメ満載! 山で迷ったときの心得などサバイバル術も満載! 都会を離れ、故郷に戻った男は山に遊び、お気に入りの空気銃「エースハンター」と自作の罠を手に、今日も鳥や獣と勝負する。鳥羽僧正よ、刮目せよ! これぞ二十一世紀の鳥獣戯画だ!(※最後の二文は内容とは関係ありません念のため)
山賊ダイアリー 第1巻
緑色のベタ背景の中に罠に仕掛けられたニンジンを見ているうさぎがポツンと書かれていますし、リアル漁師奮闘記と書かれていますので、これが狩猟の漫画であることは一目でわかるのですが、狩猟の漫画はあまり聞いたことがありません。
表紙の帯にはカラス食べたことがありますか?、と書かれていて、一瞬カラスは食べれるのか?真剣に考えてしまいそうですが、そういえば、以前、海外にてカラスを食べたことがあるようなないような気がしてきました・・・。
冒頭から雪山で野うさぎの糞を食べている男性がいて、男性曰く、鹿やうさぎの糞は、新しいものであれば食べることができるらしくて、セルロースやビタミンが豊富に含まれているようですので、万が一遭難したら覚えておくと便利だそうです。
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草食動物の分は丸くて小さいのはわかるんですが、まさか食べることができるとは誰が想像できるかと言った話ですので、冒頭からもしもの時に役に立ちそうなことを書いてくれている現実的な漫画であることがよくわかります。
場所は2009年12月の岡山県であり、主人公は原作者の岡本健太郎さんらしく、ライフル銃でうさぎを狙って狙撃をして、その後は歩数を数えて距離を確認するらしいのですが、野生のうさぎは食べると美味しいそうです。
それから、岡本健太郎さんの子供の頃の回想話が始まり、田舎で育っておじいちゃんがよく遊んでくれて、そこで罠の仕掛け方や魚のとり方などを色々と教えてくれたそうなのですが、戦争でシベリアに拘留されていた経験がある人らしくて、よく生き残って帰ってきてくれたものだと思います。
ただし、おじいちゃんは岡本さんが中学生になった頃にすぐになくなってしまって、形見にイノシシの頭の骨をもらい、回想話が終わり、現在の東京の池袋のバーでデートをしている岡本さんがいる訳ですが、ここで彼女のまで狩猟をしたいと話したら、野蛮だのと言われて口論になり、それっきり別れてしまい、冒頭のうさぎを仕留めた後の話に戻ります。
実際の猟師の方が書いている漫画らしく、色々と現実的な話を踏んだんに取り入れてくれているため、見ていて分かりやすいですし、役に立ちそうな話もこれからも出てきそうなので、興味があればご覧になっていただけると良いかと思います。
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