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大地震で、文明がもろくも崩れ去った中で、サトル少年のサバイバルが始まった。 ただ一人、荒野をさすらうその行く手に待ち受けているのは生か死か…。過酷な少年の運命を通して、文明を失った現代人の理性と本能を描いていく。 大地震は現実に起こりうる。あなたは生き抜くことができるだろうか? アマゾンより引用
表紙には大地震でもあったかのごとく、大都市が破壊されてしまった絵が描かれていて、一人リュックを背負った少年が歩いているイラストが書かれていますので、タイトルを見てわかる通りサバイバルを描いた漫画でしょうから、気になる内容を見てみるとしましょう。
序盤から大きな地震があり、岩が崩れてきてそれにあたってしまい気絶をした少年。目を覚まして、洞窟の中で一人懐中電灯を照らしておーいと叫びながら仲間を呼んでいるのですが、落石が発生するばかりで誰からも返事がありません。
しばらく洞窟の奥へ進んでいくと、外からの光が差し込んでいる空洞があり、そこで外に出れるものだと思って助けてくれと何度も叫んでも誰からも返事がなく、お腹が空いてしまって、持参していた水を飲みながら、残り少ない食料であるチョコレートを涙ながらに食べることとなります。
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しかし、落石はその後も多発して、洞窟の中で水が流れる音がしたかと思ったら、一気に土砂となって水と大きな石が洞窟の中を流れ始めるのですが、必死になって生きようとするこの少年はその隙間からかろうじて外に脱出することができたのでした。
外に出てみると、あたり一面が水に浸水している状態であり、方位を確認しようとして磁石をリュックサックから取り出してみれば、磁石の回転が止まらず北がわからないまま、なんとか陸地に這い上がりその危機的な状況を切り抜けることができました。
山の木の実を集めて、川で魚を捕まえて、なんとか生きようと懸命になっている少年は木をこすって縄文時代のように火を起こそうとするのですが、歴史の時間に習った古代の人たちがやっていた火起こしの方法は実現できず結局火を起こすことができません。
この少年がいる場所は何処なのか?、一体なぜこのような事態になっているのか?、少年はこれからどうなるのか?、たった一人の少年のサバイバルがこれから始まろうとしています。
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